kino 4 各操作ボタンはamazonの写真では英語でしたが、実際に届いた商品は漢字表記で「殺菌」「連続殺菌」「乾燥」「殺菌+乾燥」の4つのモードが搭載されています。ボタンはタッチ反応式で、へこみ部分に触れると各モードが選択され、さらに触れると動作時間が変わり、そのまま数秒待つと動作が開始し、殺菌完了すると電子音が3回鳴って知らせてくれます。汚れた手で触れても拭きやすい継ぎ目のない操作パネルと表示部ですが、主電源スイッチやチャイルドロック機能はありませんのでコンセントを刺して通電している間は少し手が触れただけでも動作が開始します。乾燥モードで温風乾燥のみとUV殺菌と温風乾燥の組み合わせもできるので、耐熱食器を洗った後や保存容器に食品を入れる前の煮沸消毒替わりなど、スマホやマスクなどの身の回りのものだけでなくいろいろな用途の殺菌に使えるのがよいです。手前のレバーを押すとふたが自動で開きますが、ヒンジのばねがやや強く本体も軽いのでふたが開く勢いで後ろに倒れそうで、内容物もそのショックで跳ねるので、開けるときは本体側を手で押さえないといけないのがダメです。重量バランスで倒れないようにするためか、ふたも大きく開かず手前側に傾いた前傾姿勢になりますが、内容物の出し入れには問題ありません。動作中にふたを開けるとUVが自動でオフになる安全設計で、センサー式ではなくふた側の板バネと本体側の突起で物理的にランプの電気回路をカットされるような構造なので安心です。UVランプはふたの裏側に2本ついていて、UVは上から照射され側面と底面の金属で反射される構造です。スマホのカメラ側を底に置いて撮影すると真っ暗になったので、底面や側面にぴったりとつけた部分はUVランプの死角になるので、足つき網などを別途用意して底上げすると置いたものの底にもUVが反射してよいと思います。スマホのライトを点灯し中に入れてふたを閉めて内部からのUV漏れを確認したところ、ふた部分を一周する突起と溝のかみ合わせによって開閉部の隙間からの漏れはありません。外側天面のPHILIPSロゴの上あたりに透明のへこみがあり、そこからわずかに内部の光が漏れていてマニュアルにはランプ動作確認用窓で人体には影響ありませんとありUVカット素材の窓でしょうが、私は初期動作でランプ発光を確認した後は念のためアルミテープで完全にふさぎました。UVランプはユーザー側では交換できないようになっているようでランプが点灯しなくなったら本体ごと買い替えとマニュアルに記載されていて、ランプ寿命は6000時間とHPに表示がありLEDタイプの1万時間よりもかなり短いので、寿命が来て処分するときのことも考えて購入した方がよいでしょう。内部は500mlのペットボトルを寝かせて3本置ける面積で、立てるとふたが閉まらないぐらいの容量です。付属のかごはiPhoneXを置いても余裕のあるスペースで、かごからふたまでの高さは7cmほど、電源コードは90cmでした。