寿命切れ電池を時計に入れたまま放置しておくと、電池が膨らんだり漏液し、時計に悪い影響を与える恐れがあります。なるべく早く新しい電池と交換することをおすすめします。
●腕時計用酸化銀電池(無水銀)
●電圧:1.55V
●サイズ:直径 6.8×高さ 2.6(mm)
●製造国:日本
●製造年月:2022年9月
●使用推奨期限:製造年月より約2年(メーカー推奨)
●以下の番号の電池と同じ規格です。
377(RENATA:レナタ)、SB-AW(SEIKO)、280-39(CITIZEN)(例:マクセルSR626SWとレナタ377は同じ規格の電池です)
【時計用酸化銀電池の特長】
●安定した作動電圧
放電時の作動電圧が放電末期まで安定しています。
●大きな電気容量
単位体積当りで高いエネルギー密度を有しており、アルカリボタン電池の約2倍の容量です。
●優れた負荷特性
アルカリ電解液を採用し、優れた重負荷放電特性を有しています。
●優れた耐漏液性
アルカリ電解液特有の這い上がり現象を抑制し、優れた耐漏液性を確保しています。
●環境への配慮
環境負荷軽減への取り組みとして、独自の技術により水銀を使用していません。
※業務用マクセルOEM商品です。
電池交換作業はお客様の自己責任でお願いします。作業時の破損、不具合、ケガなどがございましても当店では一切責任は負いませんのでご了承ください。当店への電池の持ち込みはご遠慮ください。持ち込み頂きましても通常料金での電池交換となります。 酸化銀電池の電圧測定は、必ず時計にセットする前にデジタルマルチメーターで行ってください。
なお、電池の消耗が早い時計や電池を交換しても動かない時計(メンテナンスをしていない時計)は、内部ムーブメント内の油汚れや内装部品の故障が原因と思われますので、オーバーホール(分解掃除)やムーブメントの交換が必要となります。
ムーブメント内部に油汚れ・油切れがあると、歯車が回転しにくくなりますので、無理に歯車を回そうとして電池の消耗が正常時より多くなったり、歯車が途中で止まってしまうことがあります。そのため、電池だけを何回交換しても正常に直ることはありませんので修理が必要となります。
時計の動作に少しでもご不安な点がございましたら、ご購入せずに時計メーカーや時計専門店へ時計のメンテナンスをご依頼頂けますようお願い申し上げます。
<電圧測定について>
アナログテスターの場合は、大きな電流を流しながら測定する方式のため、酸化銀電池の特性に合っておらず正しく測定できません。ボタン形電池の測定が可能として販売している機器の中でも、同じ原理で測定している機器では、正しく測定できない場合があります。
正確に測定する場合には、デジタルマルチメーター(テスター)という名称の計測器で、入力抵抗が1MΩ(メガオーム)以上のもので測定してください。(簡易的な測定器では、電圧測定しないで下さい。まれに電池が使用できなくなる場合があります。)
電池交換や判定(測定)は、自己責任で行なって下さい。
(なお、テスターで電池残量は測定できません。テスターは電圧測定する機器です。)