Jun 5 この製品は設定温度でリレーのON/OFFができるモノ、と思えば良いと思います。(4極リレー)画面上側は現在の温度、下側は設定温度です。この「設定温度」ですが、リレーがOFFになる温度になります。実際にこの製品に設定するのは「設定温度」と「オフセット」です。冷却使用(P0の設定が「C」)の時、設定温度が30℃、オフセット(P1の値)が15℃であれば、45℃に上がるとリレーがONになり、30℃に下がるとリレーがOFFになります。逆に加温使用(P0の値が「H」)の時は同じ設定だと15℃に下がるとリレーがON、30℃に上がるとリレーがOFFになります。オフセットの設定は最大30℃までです。リレーがONになると画面右に赤のLEDが点灯するので作動状態がわかります。リレーなのでK1、K2端子の+/-の向きは関係ありません。説明では負荷のマイナス側を持ってくるような記載になっていますが、どちらでも大丈夫です。但し、リレーなのでK1/K2どちらかに電源が供給されてないと負荷を駆動させることはできません。製品自体の電源(+12V端子)へ結線したからと言って、K1,K2端子へは電源は供給されません。ただの4極リレーです。(写真左から+12V、GND、K1、K2端子)配線の接続はネジを回して配線を挟み込むような感じです。本製品の消費電力は約15mAで、リレーが作動するとさらに30mA増加して約45mA程度です。負荷に関しては12V20Aと説明書きには記されていますが、添付の写真も参考にして下さい。あと、他の方も書かれていますが、温度が0.1℃単位の境界値にあると画面がちらつき見にくいこともあります。私の用途の場合は温度がダイナミックに変化するのであまり気になりませんが、温度変化が少ないケースでの使用の場合は気になるかも知れません。