ポーラーベアーが独特の集魚力を発揮するのは、経験豊富なフライフィッシャーマンなら周知の通り。
その理由は、ポーラーベア・ヘアの「色」と「断面構造」に理由があります。
まず色は、一見すると「白」に見えますが、実際はほとんど「透明」。
断面構造は、顕微鏡写真でおわかりの通り、内部が空洞になったストロー状。
多くの哺乳類の体毛がたとえ白色であっても光を透過しないのに対し、
ホッキョクグマの体毛は光を透過し、さらには内部が空洞で内壁は複雑な形状であるため、
光が当たると「散乱光」によって白くチラチラとかがやいて見えます。
輝きのガードヘアーと、そしてぼんやりしたシルエットに寄与するアンダーファーをミックスして巻き上げたのが本パターン。
もちろんタングステンウェイト内包。
本栖湖や河口湖で底近くをゆっくり引けば、渋い状況でも魚を呼び込みます。
豊富なカラーを利して菅釣りエッグフライのように用いても良好。
オーバーシェルはケイムラ加工が施され、自然光の下で見ても普通に見えますが、トラウトの目からは極めて目立ちます。
どうぞお試しを。
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