ホキ3100は1961年から1965年に掛けて153両が製造された35t積セメント専用ホッパー車です。製造時期や所有者によりボディ形状が異なります。チチブセメント所有の車両は秩父鉄道所有車から移管されたグループとチチブセメントによって製造されたグループに分けられ、両者では社紋の位置などに差異がありました。
ホキ5700やタキ1900と共にセメント運搬用として使用されましたが、1985年頃より廃車が進み1987年頃に消滅しました。
1963年、日本麦酒株式会社(現:サッポロビール株式会社)では麦芽輸送に特化した25t積ホッパー貨車、ホキ6600を登場させました。ホッパータンク体は緩やかな曲面を持つ側面に屋根をつけた形状で、内部は前後に2分割されています。1973年までに6次に亘り、合計で14両が登場しました。当初は黒一色でしたが、1978年以降はクリーム色4号で塗装されています。