エクストラ・バージン・オリーブオイル キャンティ・クラッスィコD.O.P　250ml（本体価格3,000円）

グレーベペーサ協同搾油所
エクストラ・バージン・オリーブオイル
“キャンティ・クラッスィコD.O.P”

グレーベペーサはワインなどで有名なキャンティ地方のグレーベ川沿いの地区。この地域にある２５０あまりのオリーブ農園で協同組合を作っています。組合の搾油所で搾られたオイルのうち、最高の基準を満たしているオリーブオイルだけを組合が買い取り、トスカーナの象徴的なオリーブオイルとしたものがこのオイルの始まりです。
その基準とは、１１月中に手づみで収穫した未完熟のオリーブのうち、酸度が０．１〜０．２％のものだけを搾るというものです。このオリーブの実１００kgからは１２〜１７kgのオイルしか採れませんが、それ以降は熟すにつれて２０〜２５kgものオイルが採れます。
しかし完熟したものや、木から落ちたものは、酸度が高くなるなどオイルに悪影響を及ぼします。
さらにオリーブの良さを損なわないために、収穫後直ちに冷水で冷やしながら搾り、その後微粉や水分等を分離します。冷水で冷やすのは搾油時の熱でオイルの変成を防ぐためです。
イタリアでは、一番搾りであっても酸度が１％以下でなければエクストラ・バージンとは呼べないのですが、この"キャンティ・クラッスィコD.O.P"はそれよりはるかに低い０．５％以下を保っています。

原産地呼称保護品(D.O.P)へのレベルアップ
原料へのこだわり、厳密な製法が生み出す高品質、さらに収穫地域を限定することにより、このE.V.O.オイルは2008年収穫のものから、キャンティ・クラッスィコの原産地呼称保護品の登録が認められました。これに伴いオイルの名称は「オーリオ・トスカーノＩＧＰ」から「キャンティ・クラッスィコD.O.P」に変わりました。
トスカーナ地方は銘醸ワインでも知られていますが、そのワインの代表たるキャンティ・クラッスィコと同じ名を冠す原産地呼称保護品となった"キャンティ・クラッスィコD.O.P"はまさにトスカーナを代表するオイルとして認められたのです。さわやかな緑がかった香りとヒリッとした喉ごし、そして切れのよい後味・・・豊かな香味は、とくに肉や野菜料理を引き立てます。もちろん、トスカーナの郷土料理「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」(フィレンツェ風ビーフステーキ)やリボリータなどには欠かせません。