Amazon Customer 4 商品説明には、58Wh(=5200mAh×11.1V)となっていますが、商品到着後、装着して確認してみると、「Energy Full Design」の値が48.84Whとなっていました。商品付属の取扱説明書によると、満充電できない場合にやるべき作業の中に、「新しいバッテリーを長めの充電(8時間程度)」するとか、「いったん「3%以下」まで十分に放電」するとか、「5サイクル後に通常の状態になる」とか、いろいろ書かれているので、一応それに従って、ほぼ完全充放電に近いことを5回繰り返したのですが、結局Enegy Full Designの値は変わらないままでした。むしろ完全充放電を繰り返したせいで劣化が進んだようで、42.64Wh(48.84Whの87%)しか充電できなくなりました。スペックは58Whとなっているのに、マニュアル通りにしてもその値にならないことを出品者に問い合わせたところ、電源保護回路のために一部リザーブされているので実質使える容量は58Whではない、との回答を得ました。(他のレビューに「完全放電すると充電できなくなる」という報告がありますが、どうも電源保護回路のためにリザーブした容量まで完全放電してしまうと、充電さえできなくなる設計のようですね。)類似製品のページでは、容量として「4400mAh」と記載されており、4400mAh×11.1V=48.84Whなので、この製品も「5200mAh」と謳っていながら48.84Whしか容量として使えない製品のようです。容量が「5200mAh」だから、少し値段が高めでもこの製品を選んだのですが、結局「4400mAh」と変わらないなら、だまされた気分になりました。商品説明、スペックと違うので、返品をお願いしたところ、返送費用と合わせて全額返金していただきました。単に充電レベルを%表示のみ確認して容量を確認しないのなら、あるいは最初から「4400mAh×11.1V=48.84Wh」のつもりで購入したのなら、それほど不満もなく使い続けたのかもしれません。返品の手間はかかりましたが、とりあえず全額返金してもらえたので、評価は★3(ニュートラル)にします。ご参考になれば幸いです。