KOD I型アルミ水平器 L170Q230MM

T-CHERRY 5
これまでヘッドランプにH2R NOVAを使用していましたが点灯時間が短く感じる所がありました。バッテリーはH2Rが18650-3000mAですが、Perun2は21700-4000mAだったので購入してみました。初めに気が付いた事は点灯が安定している事です。H2Rは点灯時にちらつく事がありましたが（点灯時および自然減光時）Perun2には全く見られず安定点灯します。自然減光時も同様です。また500lmで270min点灯は心強い所です（H2Rは600lmで150min）。多少重量は増加しましたが点灯時間が延びた方が有益です。現在は21700-5000mA Olight製を使用し4000mAの方は予備としていて、手元を照らす作業ライトとしては優秀なヘッドライトだと思います。21700でもう少し小さなライトがあればベストですが今後のバッテリー容量減少を考えると21700使用は良い選択だと思います。お薦めです。

tom 2
止めピンが梱包されてない。動作検出センサーが必要以上に過敏、やたらと消灯する。が、軽量でGOOD。

HIKO 4
このご時世、ナイフの運搬形態は外から見えないようにザックの中と相場が決まっています。腰に吊るしたりザックのハーネスに固定したりは海外での話です。プラスチックシースは水にも強く、コンパクトにまとまり、ザックの中の収まりが最も良い収納となります。故にナイフ本体と、プラスチックシースのみのこのセットが最も合理的な組み合わせだと考えます。さて、このガーバーグ、バトニングやスカンジグラインドの実用性などについては多くのレビューで語られているので割愛します。自分のレビューで注目してほしいのがこのナイフのハンドルです。他のナイフと比較して対候性に対して非常に考えられています。使ってみればわかりますが、氷点下の環境ではフルタングナイフは金属部分が皮膚に張り付き、最悪皮膚が剥がれます。そこまで低温でなくても金属部分を素手で握るのは嫌なものです。張り付かないまでも金属部分が手のひらから体温を奪っていくからです。ガーバーグのハンドルは若干丸くもったりした形状ですが、鋼材をフルカバーすることで季候に縛られないハンドリングを実現します。これは大きな安心材料となります。もうひとつ、あまり知られていませんが、このハンドルは水に濡れた際のグリップが非常に素晴らしいのです。グリップが濡れると、ハンドルに刻まれた細かい凹凸に水が入り込み手のひらが接着されたような安定感のあるグリップを生み出します。これは使うまで気付かなかった嬉しい発見でした。日本の季候レベルでは冬季を除き、使い勝手に困る場面はほとんどありませんが、冬季の低温環境だけはハンドルはラップドフルタング一択となります。そして、ハンドルのグリップ性能。ハンドルに着く液体は水以外にも獲物の血であったり自分の汗であったり。液体が付着した途端に使い勝手が低下するハンドルは少なくありません。有名なナイフ、高価なナイフは数あれど、季候を選ばず、如何なる時でも確かなハンドリングを約束する実用性能を備えたナイフは多くはありません。観賞用としてではなく、1本のナイフをとことん使い倒そうと言うアウトドアマンにとっては理想的なナイフと言えるでしょう。