aid 5 ルクもストウブも持っていますが、26cm前後で浅型オーバルが欲しくて物色していたところ、ルクしか無い事が判明。オーバルの用途は、主にアクアパッツアなど焼いてから煮たり、あるいは蒸し焼きにする料理。なので内面の処理はルクのツルンとしたホーロー地でなく、ストウブの黒マット・エマイユ加工が欲しかった。全てを満たす条件がないので諦めかけていたところ、この鍋を発見しました。失礼ながら、見た目の第一印象は「模倣品でそれなりの品質」と誤解しました。しかし実際に使うと誤解は霧散することになります。魚を焼き始めた瞬間、信頼に変わりました。これは本物です。火の回りが柔らかくかつまんべんなくで、無駄な焦げ付きは全くありません。(写真は魚を両面焼いて野菜を投入したところですいません)このあとフタをして弱火で煮ていきます。上物の明石鯛が本当にふんわり仕上がりました。完成後は卓上IHの保温ポジションでいつまでも暖かく、最後まで美味しく頂けました。薄手のホーロー・キャセロールだと、IHコイルの局所的な加熱で熱が一部に偏ります。しかしこれはきちんと全体がやんわりと加熱されます。能力が本物なら銘はこだわりませんので、他のサイズも購入したいと思います。