
鯨肉は、
・カロリー 106kcal/100g
・タンパク質 24.1g (96.4kcal)/100g
・脂質 0.4g (3.6kcal)/100g
・炭水化物 0.2g (0.8kcal)/100g
と高タンパクで低カロリーなヘルシーなお肉です。
更にドコサヘキサエン酸、ドコサペンタエン酸、エイコサペンタエン酸の他にコラーゲン、コンドロイチンが含まれています。
そして、鯨肉で忘れてはいけないのが鉄分です。
あの濃い赤色は、筋肉組織のミオグロビンを多量に含んでいるからです。
吸収性のよいヘモグロビン鉄ですから、鉄分の補給源としても優秀な食品といえます。
次に「アレルギー」についてです。
年々増加するワンちゃんのアレルギー問題ですが、人も含めて鯨肉がアレルギーを示さない、起こしにくいという例が報告されています。
嗜好性の良いフードという言葉をよく聞きますが、食い付きや喜んで食べるかどうかの影響に「匂い」が関係していると思います。
犬は大変臭覚に優れているため本能的にそれが好みなのか、犬にとって美味しい物か体が必要としているかを匂いで判断します。
その中でも犬は、肉や血液、鉄分などのミネラルなどに多く含まれる有機物の匂いが好きなのです。
その有機物の匂いをより多く放っているのが『鯨肉』です。
でもやはり鯨肉といえば抗疲労成分「バレニン」を抜きでは語れません。
バレニンは筋肉や耐久力アップ、疲労防止・回復などの働きがあり、鯨のパワーの源ともいわれています。
鯨は絶食状態で子育てをし、その後、数千キロも離れた場所に眠ることなく泳ぎ続けるパワーは絶大なのです。
このバレニンはアンセリンやカルノシンと同じイミダゾールジペプチドの一種です。
鯨肉は、幼犬から老犬、療養中のわんちゃんまで、大変有効にお使いいただける食材です。
フッターフリースペース
インフォメーション