SEN 3 購入して9ヶ月になります、用途は純然としてPCケースの設置?パーツや??????類の展示です。大手であろうルミナスと比べて同等の構成での価格が圧倒的に安い点、さらに色で選びました。ルミナスのブラックシリーズ(ポール19㎜)はメッキメッキしすぎて全然黒くない、ノワール(ポール25㎜)は黒というよりもこげ茶、純粋にマットな質感の黒で選ぶなら入手性の良さはこの製品しか無いと思います。かなりの回数を全バラしましたが塗装にハゲや目立つような傷もなく、塗装の耐久性は○だと思います。機能性ですが、棚板の数は申し分なくポールの長さも十分、補強バーも充実しているために建付けは抜群によくレイアウトも自由自在、アジャスターを調整しなくても平行がしっかり出たのは意外。但し、アジャスターはこのサイズにしては心許ない+PCメンテナンス時の利便性向上を目的にルミナスの25mm用キャスターを取り付けて移動できるようにしました。ラック全体の剛性感はありますが、一点だけ残念なポイントがあります、個人的には致命的です。パンチングの棚板ははっきり言って信用なりません、安物ケースの側板のようにペラッペラのベコンベコンに感じます。ラージサイズ約35cmの幅に対して目測1mmもないスチールの板で中心部の補強は一切なし、実際ケース置いたら中央が目に見えて歪みました、流石にちょっと不安になります。ルミナスのパンチングシェルフのような中央部にあからさまな角アングルとは言いませんが、この大きさなら中央部にリブを立てるくらいはあっても良いと思います。耐荷重100kgとのことですが、ルミナスも同じ耐荷重???本当にこれで100kgなのでしょうか。数字を信じるならばれば破断することは無いとは思いますが、ラック全体の見た目が良いだけにこの辺が心許なく見えてしまうのは残念に感じますし、正直この数字は鵜呑みにできません。重くなりがちな電源、グラボ、CPUクーラーにハイエンドパーツを組み付けようものなら普及帯のミドルタワーケースでも15kgを軽く超えると思います。クラマスのCOSMOSやStrix Heriosのような単体で20kg前後、それ以上もあろうフルタワーケースはとてもじゃないけど怖くて置けません、それらのために使うならそもそもルミナスを選びます。価格で考えれば、ルミナスで同等の構成にするとなると価格は少なくとも5割増し、下手すれば倍近く違うと思います。その価格差で何が違うのかと言われると、自分には前述の補強の有無からくる明らかな頑強さ=数値の説得力しかありません。そう考えると自分にはルミナスのほうがぼったくりに見えます、なればせめてこちらもパンチングシェルフの補強くらいはできるのではないかと。もしも補強版が発売されるようなことがあれば間違いなく買い替えます、っていうか単品販売でもすれば既存ユーザーは間違いなく手を出すのでは。(物によって賛否両論あるみたいですが)それくらいバウヒュッテ製品の品質自体は全く問題ないと個人的に思ってます。