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yomo39 4
夏の日常履きに使用。丈が絶妙で、これ1本で済ましています。尻ポケットがあれば、ドレスコードのゆるいゴルフ場でも使用したいくらいです。

木工オモチャ工房 4
ほぼポケットホ―ル専用、アメリカからの輸入、本体価格が安いショップもあるが、送料を払えば、アマゾンとほぼ同じ価格で、もう少し安く購入出来れば五星。

Hayatori21 5
中国内仕様組み立てキットである。そのため日本国内での使用には、いくつかの不適応がある。バイヤーはそれを認識しているらしく、簡単なメモ書きに対処方法を記してはいる。なを、詳しいマニュアルは付属しておらず、本国で編集された読みにくい回路図が添付されるのみである。このキットを組み立てる客層は、相当なベテランにならざるを得ないだろう。電源トランスは110V巻線をパラ接続し、とりあえず100V日本仕様としている。ヒーター電圧、B電圧ともに10％以上低く出、エミッション不足で各管の動作点は出鱈目になってしまう。これでも一応、音はでるが、真空管を起用して味わいのある音を楽しむためのアンプか？という存在意義は疑問。実際の製作では、様々な改善というよりは「パッチ」に類するアプローチをほどこした。・ヒーター電源を、ショットキーバリアダイオードと8200uF電解コンで直流点火に。これでDC6.2V程度が確保できた。・B電圧平滑回路を大幅変更。ブリッジ直後は既存の330uFに替えて47uFを追加、その後LR独立に200Ωと330uFの平滑に変更。６Ｐ１のP-K間電圧はかろうじて230V近くが確保できた。このときIpは40ｍA強。・前段の電源デカップリングは、これまたLR独立に47ｋと22uFに。・段間カップリングは、0.47uF、６Ｐ１のＣkは470uFに。・位相補償は必須。Ｒnfとパラに220PF追加。・前段管をJJ製12AX7Aに。・シャーシーはゴールド系色に塗装。このキットには330uF電解が二個付属、ＯＰＴのコアサイズは旧TANGOのFW20クラスが奢られているなど、パーツ面で評価できる点がいくつかある。電源トランスのサイズは小さめにおもうが、フル稼働時の発熱が思いのほか少ない。60～70年代の日本国産アンプキットを彷彿させるキットだが、当時このクラスの組み立てキットには無かった仕様が、このキットには採用されている。さて、音質であるが、各種パッチ処置ののち５極管接続にて普段聴きのアンプとの大きな違和感はなく、十分実用レベルに達している。DsやBのバックにいる小音量のパーカッションが非力なチンドン屋になるきらいはあるが、それは本質的な問題ではない。パワー限界に達するピークのクリップは致し方ない。真空管６Ｐ１の音質が優秀か？というわけではなく、これより良好な音質を期待するなら、違ったコンセプトでアンプを計画するのが筋だとおもう。蛇足だが、平滑抵抗を減じたため、ノイズレベルは時間帯により1ｍV以上に達することがある。今後の対策が課題である。今後、キットを利用して様々なアプローチを画策している。６ＢＱ５や６ＣＷ５への換装は、ピン配置変更ののち比較的容易だとおおもう。超三結への発展も考えられるが、B電圧が不足気味のため、実験段階で採用を断念した。三枚目画像は13FD7をSRPPドライブした純三極管仕様に改装したプラン。現在はこの構成で稼働中である。自分自身としては、制作技術の慣熟維持のために本キットを手掛けたつもりだが、期せずして「お駄球の旅」を再開するきっかけとなった。本キットを企画販売していただいたバイヤーに感謝したい。