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ショウ 3
アーティスト、演奏ともに申し分ありませんが、ユーザーからすればカラヤンの指揮の映像を見れる作品だけあって、カラヤンの＜振り＞にどうやってベルリンフィルが＜呼応＞するか？を、音とともに見て聞きたいものですが、このDVDは録音された演奏にライブ映像をうまく貼り合わせた作品なので、指揮のタイミングと音と楽団員の身の動きが合っていない部分が多々あって、どうもシックリこないというか、欲求不満にさせる一面もあるDVDです。このような作り方になった意図は、演奏は「観客の雑音などが入っていないキレイに録音されたもの」を使い、映像はライブの物を使ってカラヤンの指揮ぶりを見せる為…ということだったのでしょうが、カラヤンもベルリンフィルも一番の絶頂期にあった頃の作品なので、たとえ録音に観客の雑音などが混ざったとしても、また本来の音響バランスと違った録音になろうとも（曲だけの収録に比べ、ライブ演奏だと構内に客がいるので会場内の音響が違うし、指揮者や演奏者の感情躍動によって演奏がもっと加熱したりする場合もある）、生のライブ演奏の録画と録音を、そのまま見たかったと思ってしまいます。あと、４，５，６番という多くの曲を一枚のDVDに収めようと音源元でかなり圧縮したせいか、もともとの録音が悪いのか、音質がこれまたあまり良くないのです。このDVDの録音は、カラヤンBPOペアのチャイ交響曲で知られている71年EMI録音盤と、名盤として知られている76年グラモフォン録音盤のちょうど間の時期、73年に録音されたもの（グラモフォン）を使用していると解説にあるが、同じ70年代に録音されたものならば、76年に録音されたほうが音質が断然優れているし、現在ではその76年録音盤に最新のデジタルリマスターを施しデジタル録音と見紛うほどに音質改善された復刻盤CDが出ているので、純粋に楽曲だけを聞くなら、76年版リマスター版CDほうがいいでしょう。ただし「演奏」については70年盤と76年盤のどちらにも勝るとも劣らない魅力が、このDVDに収録されている73年盤にあるのも事実だと思います。このDVDに収録されている音源についてですが、ステレオのリニアPCMかDTSの5.1サラウンドかの２種類が収録されていますが、マルチサラウンド（複数スピーカー）で聴く場合は、リニアPCMを自前のアンプデコーダーで5.1に変換して聞くより、DTS5.1サラウンドで聞いた方がよりシックリするようです。リニアPCMは圧縮（復元）が無く再生機器内で「ダイレクト」だと言えど、オリジナル音源からDVDに収録する際には容量に応じて当然圧縮し間引いています。ですから初めからスタジオ機器で5.1CHに振り分けられて収録されたDTSのほうが（圧縮され再生器内での復元作業があるにせよ）分離感が高く、よりよい再生結果が得られるのではないかと思います（私が使用している機器のせいかもしれませんが）。本来なら星一つという所ですが、やっぱりカラヤンの指揮とベルフィルの超絶演奏を考慮して、星３つとしました。

男性 1
１度開封したような跡があり、スペア ゴムブレードが入っていなかった。

Amazon カスタマー 2
構造上仕方ないことかもしれませんが、　ランプを取り付けるソケット部分の自重が重すぎて、アームとクリップの接続部が重力に負けて回転します。せっかくの自在アームなので、保温球の取り付ける向きとか調整してみようと思ったのですが、固定方法が悪いと、くるりと回ってしまいます。