ベルリン陥落〜ヒトラー最期の12ターン〜

1945年4月21日、ソ連軍第1機械化軍団の重砲がベルリン中心部に向けて砲撃を開始し、第三帝国の首都に対する最後の攻撃が始まりました。『ベルリン陥落』はそれから12日間に及ぶ激戦を再現する対戦ゲームです。

ベルリンを包囲しているソ連軍は、周辺部から国会議事堂がある中央（ミッテ）に向かって前進します。ドイツ軍は限られた兵力を適切に運用し、内線の利を生かして、兵力に勝るソ連軍の前進を遅らせなければなりません。

ゲーム・システムは極めてシンプルながら、勝利するためには相手の作戦を読む必要があります。物量で優るソ連軍ですが、ドイツ軍の妨害や反撃に備えていなければ、思ったように前進できず、いたずらに時間を浪費してしまいます。一方のドイツ軍は兵力が限られているため、判断を誤ると加速度的に状況が悪化していくでしょう。

果たして総統にとって「最期の12日＝12ターン」になるのか、それともドイツ軍プレイヤーの頑張りで終焉を引き延ばすことができるのか？