
一昨年より80%精米での秋津穂の醸造に取り組んでいます。
飯米である秋津穂は、一般的に酒造好適米に比べ溶けにくいと言われています。
しかし、回を重ねるごとに改良を重ね、他の酒造好適米の807シリーズに引けを取らない酒質に成長してきました。
80%精米ならではのボリューム感と透明感の両立をお楽しみください。
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【蔵元紹介】油長酒造「風の森(かぜのもり)」
1998年に、地元の米を使った、搾ってそのままの生のお酒を、地元の人々に飲んでいただきたいという想いから、風の森は始まりました。
名前は、御所市内にある地名「風の森峠」に由来します。緑豊かな葛城金剛山麓に位置し、一年心地よい風が峠を駆け抜けます。
500年前に確立した奈良酒の伝統を、現代の技術を用いることで改変し、今の時代にしか造れない日本酒、次の日本酒への挑戦を続けてゆきます。
風の森では、米の種類と磨きによる味の違いを表現します。
酒をグラスに注ぐ。透明感のあるレモンイエロー。わずかに残る発酵時の炭酸ガスが泡粒をつくる。顔に近づけるとほのかな果実の香り。口に含むと鼻に抜けるさわやかな香りと共にボリューム感のある味わいが押し寄せる。のど元を過ぎた後は口中をクリアにまとめていく余韻ある酸味。
お酒を飲むという一連の動きの中で人間の五感をくすぐる酒。 それが風の森です。