DUMONT デュモン 0109-5-PO ピンセット NO.5 デュモスター (0109-5-PO)

鈴木保１ 3
ふつう

ｍｉｎｍｉｎ 5
建築・土木関係の従事者ではありませんが、本機を機器のレベル調整に業務利用しています。本機の特徴は、一般的なこの価格帯の水準器が1/100および1/50勾配の目安測定を仕様としているのに対し、それに加え1/200勾配（0.286度）の目安測定が行えることですが、一番の特徴は水平時に気泡の両端が標線に極めて近くなるよう作られている（標線で容易に目視クランプできる）ために、より正確な水平出しと勾配（角度）チェックが行えることです。その上、感度・精度とも高いです。本シリーズ以外、このメーカーや他のメーカーの多くは、1/100勾配等の標線は入っているものの、水平時に気泡の端から標線までが離れているため、この離れた分も加味して気泡の移動量を目測見当で評価しなくてはいけません。そのためおよその目安にはなるものの、より正確な勾配評価を行うには不向きです。本機は上記のような特徴のため、勾配評価以外に±0.03〜±0.05度以内程度の水平出しであれば確実に行えます。さらに上方がレンズ（ルーペ）になっていること、標線も太さが適当かつＣリング状となって下側が切れていることから視認性も高いです。また蓄光仕様です。なお、すべての水準器で言えることですが、気泡の大きさは使用環境温度で変化します。本機の場合、30℃で標線内側にほぼジャストで、0℃でわずかに標線外側を超えますが、上記の水平出しの有用を損なうほどのレベルでは無く年間を通して使いやすいです。水平精度が狂った場合でもアジャストボルトがあるので、自分で調整することが可能です。マグネット付きは型番末尾が「ＳＬＭＮ」、無しが「ＳＬＮ」ですので、このレビューを付している商品はマグネット付きです。どちらも基準面にはＶ溝があり、マグネット付きであれば鉄パイプ等へのセットが容易です。マグネット付きは、磁力強度には不満はなく強すぎず弱すぎずですが、端部が基準面に露出しているため鉄粉などが多く付着した際は除去がやや面倒に感じます。本機はそもそも土木、建築用途で勾配を評価できる水準器です。メーター当たり数十〜百ミクロン前後の勾配を測定する、ＪＩＳ準拠もしくは準拠相当の数万円以上もする高価な水準器ほどの厳密な水平確認を意図している製品ではないので、そこは留意する必要がありますが、一般用途としては感度・精度ともに高水準・高品質・高信頼でお薦めできます。ちなみに製造のエビスは水準器専業メーカーで日本製です。余談ですが、このレビューを書いている時点でAmazonの水準器カテゴリーに本機が入っていないのはもったいないですね。

ぼぼちん 2
設備道具など、たくさんあるサックに入れると・・・・全体的、真ん中に、重さが集中してくるので、蓋のチャックが開口しにくい。イラついてしまう。空っぽの状態なら、蓋の開口は、楽です。ケースの質感がやわらかいので、道具の重さで片寄る。耐久性は、まだ使用したばかりなので、わからない。これからです。唯一、良いと思うのは、大きさが丁度良い。運搬しやすいです。