サントリー・ブランデーの歴史は、1935年にスタートしました。
新潟県岩の原にぶどう園を開き、大阪の道明寺工場で蒸留を開始。
さらに翌年には、山梨県登美高原に150町歩のぶどう園(現在の山梨ワイナリー)を確保し、ワインとブランデーづくりのための体制を整えました。
蒸留したブランデーの一部は、1938年にヘルメス・ブランデーとして発売されましたが、第2次大戦が始まったことで中断。ブランデーの本格的発売は、1952年までもち越されました。
1962年、ヘルメス・ブランデー・VSOPが発売されると、それまで輸入コニャックしか飲まなかった層にも好評で迎えられました。
翌年、ヘルメス・ブランデーはサントリー・ブランデー・VSOPと改称され、現在では日本のブランデーのトップ・ブランドになっています。
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