◆海軍軍刀
1937年(昭和12年、皇紀2597年)制定。
陸戦隊士官が上海事変で使用した従来のサーベル様式の長剣は実戦の際に重大な欠陥を露呈した。
「護拳が邪魔」などの陸軍と同じ苦情のほかに、「雨や泥に濡れて柄の鮫皮や鞘の革が剥がれる」「石突の金具から水が入り刀が錆びる」などの海軍長剣ゆえの問題点が生じたそのためこれら難点を是正し、また当時の国粋主義思想もあって太刀型へと変更された。
しかしながらあくまで海軍は陸戦主体でないため、陸軍にはない儀礼的な要素を幾分か残した外装となった。佩環は2個固定、柄は黒漆の塗られた鮫皮に茶色の柄糸、鞘は黒漆塗りが多く、一部には黒漆塗の研出鮫皮や、陸戦隊向けの黒シボ革で包んだ物もあった。
◆合成樹脂ですが、黒鮫、茶糸巻き、そして黒鞘に二つの吊り金具と海軍軍刀の特徴を余すところ無く再現しています。
◆別売りの刀掛に飾るとぐっと雰囲気が増します。
サイズ/重さ
全長:約105cm
重さ(鞘含む):約1.2kg
鞘の重さ:約950g
材質
刀身:亜鉛合金
鞘:木製
柄:合成樹脂
刀袋付き
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